NikonF2フォトミックAS 動作品DS-12 Aiズームニッコール43-86

70年代、ニコンのハイエンドカメラであり続けた Nikon F2
露出計内蔵ファインダーとして最後に発売された フォトミックファインダーDP-12
これらの組み合わせをもってNikonF2 フォトミックAS となり、
絞り値通達方法も爪連動からAI方式になります。
またフォトミックファインダーDP-12に対応するEEコントロールユニットDS-12をつけています。
これはF2を強引にシャッタースピード優先AEカメラにしてしまいます。
その動作方法はカメラの左側前面に設置し、レンズの絞りリングをサーボモーターで動かし、適正露出にするというものでした。
こちらは現在でも動作しているユニットです。
レンズにはニコンのエントリーズームとして人気だった43-86をお付けします。

DS-12の動作にはニコンがかつて発売していたニッカド充電電池が必要ですが、すでに廃盤となっているため、代用電池で動作しています。
したがって必要はないのですが、ニッカド電池を充電するためのユニット、クイックチャージャーDH-1もつけさせていただきます。

カメラ本体、ファインダー、ＥＥコントロールユニットは特に目立つ傷もない状態ですが、美品を必要とされる方はご注意ください。
モルト類は状態が悪く張替えをお勧めします。
また、リターンミラーのクッション用のモルトの劣化から、ミラーやスクリーンにモルトの塵が見られます。モルトの張替え時に清掃をお勧めします。

DP-12とDS-12による強引な絞りリングの動きは実際には見られた人はあまりおられないのではないでしょうか。
もう私には重くて今後は使用しないだろうと思いますので出品いたします。