ロンドンクリスティーで落札した1900年前後のコペンハーゲン25cmの絵皿12枚

2005年11月10日にロンドンクリスティーオークションで落札した品です。
皿の裏に描かれた35/12081は、パターンナンバーです。
gfxは、ペインターのイニシャル(モノグラム)です。
この品は、1900年前半ロイヤルコペンハーゲンが、MAUDE M.VETLESENの名前が入った皿を依頼され、特別注文で作った品です。
この方は、ニッケルと銅からなる合金モネルを開発したアメリカの技術者Ambrose Monellの妻の名前です。
4番目の写真は、落札された皿が載っている本の表紙。
5番目の写真は、本の中にある皿の写真。
6番目の写真は、インターネット(ヤフー)で、MAUDE M.VETLESENを検索しますとAmbrose Monellの妻と子供の名前が掲載されている記事とその下に私が、落札した品の写真も見ることが出来ます。
7番目の写真は、落札した品に入っていた皿と皿の間に敷く New York5番街BLACK,STARR&GORHAMと書かれたフェルト5枚と同じくNew York5番街Plummer,Ltd.と書かれたフェルト3枚。アンティークの品である証をうかがうことが、出来ます。
8と9番目の写真は、アンティークの為、落札した時から少し欠けていた皿1枚の皿全体と欠けている部分の写真。

アンティークの品は、どのようにして今所有している人の
手元にあるかの経路が、とても大切です。
クリスティーズは、購入者からも落札価格の2割も手数料をとりますが、購入前の何日間は、オークションに出る品々を手に取って見、専門家に質問も出来、落札後も落札した品とその品の説明が掲載された本も購入することが、出来ますので、記念として残ります。

ご購入して頂いた方には、落札した品が載っている本と7番目の写真のフェルトもお付け致します。
我が家では、飾り棚に入れておりました。

この品をバラ売りしますと、価値が下がりますので、
バラ売りは、考えておりません。

尚、MAUDE M.VETLESENは、Thomas SullyのCaptain Charles Stewartの絵をNational Gallery of Artに寄贈しております。